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グリンデルワルトに向かいだしたのは19時過ぎ。

ヨーロッパの夏はとっても日が長いのです。
だからこの時点ではまだ明るかった

進んでいくと、
また行きと同様の長い渋滞の列が

また~!?

進む気配がないので
またまた行きと同じように峠越えを試みる。

しかし
山すぎてうまくカーナビが位置をつかまなかったり、
峠の入り口はここ?
なんて迷ってるうちに

だんだん日が暮れてきて・・

なんか怖い~夕暮れの峠
車もほとんど走っていなくて
だんだん心細くなります。。

やっと峠を越えて
普通の道に戻ったと思ったら

カーナビはまたもや
峠のほうを指している・・・

そう。
グリンデルワルトに行くには
もうひとつ
険しい峠を越えなければならなかったのです

ガーーン。。


もうすでにあたりは暗い

しかもさっきの峠よりももっとアップダウンが激しい!

くねくね道+標高の高さ+ガードレールの低さ+暗さ=・・・


恐怖!!

以外の何者でもありません

しかもこんな時間に真っ暗な峠を
(外灯なんかもまるでなし)
越えてる人なんて誰もいなくて

心細いったらありゃしないです。

旦那さんは終始

「大丈夫だよ」

と言って私を落ち着かせようとしてましたが

聞く耳を持たない私

ずーーっと
「怖い・もう無理・遭難する・ここで死にたくない」

と連発し、


「夜の海と山ほど怖いものはない!!」

とよくわからない格言を発する始末

とにかく無事にホテルに着くことだけを祈って・・

やっと着きました

こんなに遠かったんだね、
知らなかったよグリンデルワルト

着いたのは確か23時くらいだったかなぁ?

ホテルのフロントの人には
来るの遅いよ~的なこと言われたけど

それまで何も口にしていなかった私たちは
おなかは空くし、疲れでぐったり気味

渋滞してたんだ、とだけ言って
チェックインしました

向かいにあったBARみたいなところで
少し軽食をつまんで

その後は爆睡です

絶対疲れてたのは私より旦那さんだけど
私の場合は夜の山の恐怖、っていう気疲れです(笑)

苦労した甲斐あって
翌日のグリンデルワルトは快晴

この景色を見るために昨日はがんばった!
と言ってもいいほど
スイスの美しい山に感動しました


↑日本人も登頂に成功したことのある山 アイガー(3970m)





心はすっかりアルプスの少女ハイジ♪



1泊2日の強行日程だったので
ロープウェイや名物の?山岳鉄道には乗れませんでしたが

またゆっくり来てみたいね~

と旦那さんと話して

家路に着きました
(ま、ここからの道のりも長いのですが

夏のスイス、
想像以上に素敵なところでした。

今度は時間に余裕を持って

夜の峠道を走らなくてもいいように

のんびりこれたらいいなぁと思いました

ヨーロッパ人のようになかなか長期休暇は取れないので
難しいですが

長い日記を読んでくださり
ありがとうございました。
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